普通免許だけでドライバーになりたい?トラックやバスは可能なの?


普通免許だけでは制限があるので注意

ドライバーになるには普通免許があれば十分ですが、職種によっては普通免許だけでは運転できないので注意しましょう。普通免許だけでは運転できる車の総積載量や総重量、乗車人数や乗せられる人について制限があるからです。例えば、2トントラックであれば普通免許で運転できますが、5トントラックになると中型免許か大型免許が必要になります。乗車人数については定員が10人以下なら普通免許で運転できます。ただ、お客を乗せて運転する場合には第二種免許が必要です。10人乗りのマイクロバスを普通免許で運転することは可能で、社員が仕事場に移動するときに代表でドライバーになるのは問題ありません。しかし、マイクロバスで施設利用者の送迎をするには第二種免許が必須です。

ドライバーとして就職してから免許を取ることも可能

ドライバーとして就職するには実は普通免許だけでも問題ありません。トラックの運転手になりたい、バスドライバーとして活躍したいという場合には実務上、中型免許や大型免許、第二種大型免許などが必要です。しかし、ドライバー求人の内容を見てみると、普通免許があれば良いという記載が目立ちます。これは入社してから免許を取得させてくれるからです。このような求人を選ぶと教習所に通う費用もすべて会社が負担してくれます。業務上必要で免許を取得させるという形なので、個人負担を強いるのは合理的ではないからです。ドライバーになりたいなら普通免許を取得して、すぐに求人に応募し始めましょう。ただ、求人によっては運転経験年数の要求がある場合もあるので注意が必要です。

ドライバーの求人は、未経験者でも応募可能な案件があります。具体的には小荷物の配達ドライバーや運転代行です。